春江町産の青大豆に

ついて

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STORY NO1

ある夏の日、近所のおばあさんから「美味しいから…」と届けられた枝豆。食べてみると、口いっぱいに広がっていく強い甘みとうまみ。「今まで食べたことのない味だ。」と感動を覚えました。ぜひ栽培したいとおばあさんに尋ねたところ、小さな茶筒から差し出されたのは片手一杯の種豆。以来、種を取りながら少しずつ作付けを増やしてきました。もちろん苦労もありましたが、何事も石の上にも三年。いまでは「春江町産の青大豆」を使った加工食品を作ることも可能となりました。

「春江町産の青大豆」の栽培における悩みのひとつが、収穫量です。

通常、一般的な大豆畑では10アール当たり90㎏ぐらいの量が見込めますが春江町産の青大豆は2/3ほどしかありません。その理由は、より美味しくするために一度あられに当てた後に収獲を行うから。ここ、福井県坂井市では毎年12月はじめよりあられが降ります。実があられに当たることで、ぽろりと枝から落ちやすくなりますが、寒さに当てることで身が締まり、甘みがぐっと増すというメリットも。収量は減りますが、それを上回る「美味しくなる」魅力があります。

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STORY NO2

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STORY NO3

おいしい豆が収穫できたときにいつも思うこと。

それは、「ここまで育ってくれて本当にありがとう」という感謝の気持ちです。とはいえ、作物にお礼を言っても通じる話でもありません。だから、作物にできるだけ付加価値をつけてあげたい、それが感謝の思いにつながると思っています。「美味しさ」という付加価値を付けることで「春江町産の青大豆」の良さを知ってくれる人に、大切に味わってもらえたら…。これが私たちなりの、作物への“感謝のしるし”です。

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STORY NO4

これからも丁寧にそして、丹精込めて

丹精込めて育てた「春江町産の青大豆」を、ひとりでも多くの人に知ってもらえたら…。そんな思いから、「青豆豆乳」といった商品が生まれました。私たちが丁寧に育て上げた豆を使っているため、どれもまろやかでうまみと甘みが生きた仕上がりが特徴です。一般のお客さまはもちろん、料亭やレストランの料理人など、食のプロと呼ばれる方々まで、幅広くご好評をいただいております。「美味しかった」、そんな一言をお客様からいただける為に、魅力ある商品を作っていきたいと考えています。

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